「住み慣れた家や施設で最期まで暮らしたい」でも・・・。
そんな悩みを解決できるような
クリニック。
この地域にその選択肢を。
病気によって今までと違う自分だけど、今まで生活してきた家で暮らしたい。そんな想いを抱えながら病院からなかなか退院出来ずに亡くなって逝った方、迷惑をかけたくないと長い待機期間を経て施設へ移っていった方、そんな現場での経験からなんとかしたいと考えていました。
家で何かあった時はどうすれば良いのかという悩みを受け止められればと、訪問専門のクリニックを立ち上げることとしました。
24時間365日家で過ごす方々へ安心して頂くために努力していこうと思っています。
協力医療機関、連携病院として社会医療法人城西医療財団城西病院、まつもと医療センター、安曇野赤十字病院、丸の内病院など。
診療時間
月曜日から木曜日まで 9:00~17:00
(13:00〜15:00はクリニックでの診療)
休診日 金曜日、土曜日、日曜祭日
(病状により休診日でも適時訪問します。
往診は随時受付・応談。新患可。)
訪問提供地域
松本市市街地、郊外の一部
山形村・安曇野市・塩尻市の一部、その他応談
連絡方法 お電話、メールでいつでも
詳しくはこちら
具体的な診療内容
*一般の内科診察、処方
*小さな創処置、褥創治療
*点滴・中心静脈栄養管理
*尿道カテーテル管理(腎瘻、膀胱瘻含む)
*経鼻胃管・胃瘻・PTEGなどによる栄養管理
*在宅酸素・人工呼吸器・NIPPV管理
上記以外の医療必要度の高い場合でも対応いたします。
癌や難病の緩和ケア、疼痛コントロールから看取りまで。その時までを満足して過ごしていただけるように、対応いたします。
食べたいという希望にも様々な対応を行います。
診察の結果入院、もしくは検査が必要と判断した場合には、御本人ご家族との相談の上協力医療機関としての城西病院を始め、適切な地域の高度専門病院へ紹介致します。
緊急で搬送する場合には救急車で、そうでない場合には城西病院では私が対応可能な時間帯に、受診していただきます。
また城西病院での入院となった場合には定期的に様子を伺いに参ります。
担当医紹介
所長 瀬角 英樹 1961年3月生まれ
信州大学医学部 1988年卒
内科 消化器内科
日本消化器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定内科医
生命に差別があってはならないとの子供の頃の単純な動機から、医師を目指す。大学生時代は僻地医療を研究するサークルでフィールドワークを行い、目指す医療を模索する。救急対応と様々な疾患に対処出来るようになりたい、さらには経済的な問題や医療政策の課題にも取り組みたいと、全日本民医連に参加。
外科研修中の早期胃癌への内視鏡治療(ERHSE)を学び、その開発に注がれた理想と努力を引き継ぐべく消化器内科を専攻。消化器疾患全般の急性期から終末期までの医療に携わる。
診療所での在宅医療を経験する中で、人生の最終段階を生きる希望を諦めざるを得ない方々との関わりから地域ホスピス、グリーフケア、死への準備教育などを学び始める。
慢性期病院、高齢者の急性期医療などに従事しながら、残された医師人生を「最期は住み慣れた家や施設で過ごしたい」という希望を支える医療活動を行うことを決意し、2021年4月訪問診療クリニック樹を開設。
各院所で安全対策委員会、感染対策委員会、倫理委員会、栄養サポートチーム、認知症ケアサポート委員会などにも関わる。上田・生と死を考える会顧問。
趣味はスポーツ観戦、音楽鑑賞、下手なギター演奏、写真撮影など。料理も少々。高校・大学ではラグビー部。
スタッフ紹介
事務長 窪田 経太郎 1990年生まれ
松本市出身
松本深志高校卒業 高崎経済大学 経営学部 修士課程終了
株式会社 山忠 社長
大学卒業後福祉関係の仕事に従事しその後テレビ松本で創業者のもと研鑽を積む。訪問診療クリニック樹開業にあたり、事務委託を受けクリニックの保険請求事務・財務管理などの仕事を開始。独学で急速に増えていく様々な業務をこなす中で患者さんご家族とのふれあいを経験し、訪問診療の意義を感じながら更なる先を見据えて活動中。
趣味は旅行だったがコロナ禍で叶わずインドアに。元水泳部。
薬剤師 笠垣 りほ 1991年生まれ
松本市出身 松本県ヶ丘高校卒業 昭和薬科大学卒業
信州大学医学部附属病院薬剤部勤務を経て、当クリニックへ2022年11月より勤務
両親が医療従事者だった事もあり、幼少期から病院での仕事を自然に見聞きしていた。薬学部進学し実習のカリキュラムで訪問薬剤指導を経験し、なんとなく在宅医療の魅力を感じていた。
お世話になった方の勧めで信州大学医学部附属病院薬剤部に就職し病棟業務や外来での薬剤指導を経験。産休後の働き方を検討する中で在宅医療を主とするクリニックでの診療補助の募集に触れ、参加を決意。
趣味はスポーツ観戦、音楽。ミニバスケットボールから大学までバスケット部。子育てに奮闘中。